
建築を造ることは 建築主と設計者の社会へのメッセージです。 安心して過ごせる空間であることが建築の原点だと思います。 そこで過ごした時間の長短に無関係に その空間のフォルム・テクスチャー・陰影・空気の流れなど さまざまなエレメントが記憶として残ります。 記憶に残る建築 このコンセプトで 建築に取り組んでいます。 1.建築の企画・設計・監理 設計事務所の仕事はどんなこと? (通常の木造住宅の場合) 設計事務所の仕事は建築の設計依頼を受けて建築主の代理者として設計から設計監理を行い、依頼者に建築を提供することが主な業務です。 建築主の意向を聴き取り、その上で経験と知識から捻出したアイデアを提案します。 これはプレゼンテーションという言葉で表現されていますが、この段階が基本設計といわれる部分に当たり、設計者にとってもイメージした建築物を具現化する重要なフェーズであり、設計者の個性やコンセプトなどが最もピュアーな形で現れる段階です。 基本設計段階での様々なアイデアやデザインを考え出すためにエスキスといわれるスケッチを日々何枚も繰り返し作成します。 すぐにアイデアが出るときはイメージがどんどん膨らみ順調に進みますが、なかなかアイデアが出ないときには何かの手がかりを見つけ出すためにスケッチブックに思いつくままに様々なラインを描き、アモルフな状態のイメージを徐々に固めていくことになります。 気になる部分が見えてきた場合、プランの練り直しや場合によっては最初からやり直しということも少なくありません。 依頼主との打ち合わせを繰り返しながらデザインの検討を重ねて行きます。このような作業の繰り返しの後、依頼主の承認を得て基本設計の終了になります。 この期間はおおよそ早くて2ヶ月、かかれば4ヶ月くらいはあっという間です。 基本設計の段階が終了したら見積もりと工事ができる図面の作成に入ります。ここからが実施設計ということになります。 実施設計は基本設計をベースに進めますが、より詳細な部分のデザインや構造上の検討を同時進行の形でしますので、この期間は規模にもよりますが、約40坪程度の住宅でおおよそ1.5ヶ月程度かかります。 一つの住宅が具体的に図面として出来上がるまでの時間は、ベストのプランを考え出すための時間です。そのために繰り返し繰り返しプランを検討しています。 設計という行為はアイデア勝負みたいに思われがちですが、それだけでは建築は成り立ちません。 アイデアを実現するための技術的な裏づけの検討が重要です。アイデアだけ出して建築的な納まりは現場任せという考えでは設計事務所が建築を造ることのイニシアチブを握ることは出来ませんし、建築の質にも影響があります。 ほとんどの依頼主にとって一生に一度の大事業です。 その実現のために夢も大金も任された建築設計のプロとして、与条件の中でどれだけの解答が出せるものなのかを様々な方面から検討することは当然のことですし、そのことがまさに専業の設計者の社会的な義務だと思いますし、時間もかかります。 何十年も快適に住むための検討する時間ですのでご理解いただけるものと思います。 建築の良否はかけた時間に正比例します。 ハウスメーカーや工務店における設計施工と称する業務において、図面まで含めて設計が1ヶ月程度(現在はほとんどが既製のプランの組み合わせなのでしょうか)で作り出されるということは住宅の密度の低さが分かります。 またこれだけの時間もエネルギーを割く設計という業務が無料であるはずがなく、そのコストは施工費に刷り込まれています。 実施設計の終了後に監理業務に入ります。 その最初の業務として施工会社の数社から見積もりを出してもらい、工事項目の内容・数量・金額などの様々な内容のチェックを行います。 金額の高低の中身の検討は非常に大切です。 安ければ良いという考えではなく、安かろう悪かろうでは結果的に建築主にとって将来的に多大な出費につながりますので注意が必要ですし、そのために監理者が書類の査定を行っています。 このようなことも設計施工の場合では建築主の立場で検査する人がいませんので、施工サイドの思いのままになると思っても過言ではありません。 金額を合わせさえすれば良いというものではありません。 設計事務所は、工事契約の立会いや工事契約書に建築主にとって不利な条項が書かれてないかどうかのチェックなど、絶えず建築主の立場になり建築主を守るための業務が続きます。 工事が始まれば設計図どおりに工事が行われているかどうかの検査を行い、不都合なヶ所や部材があれば当然取換えややり直しを指示します。 建築は人の手で作られますので現場での人間関係は大切ですが、それと仕事の厳しさは厳密に分ける必要があります。 厳しくすればするほど監理者は現場では嫌われ者です。 しかし、依頼主に質のいい建築を提出するために厳しくするがゆえに嫌われるのであるのならば、むしろ本望でもあります。 このように設計事務所は設計から監理まで依頼主の立場になり、または依頼主を守るための存在であるということをご理解いただけたと思います。 設計者はたとえれば芝居の脚本家になるのでしょうか。 そして現場で作業する職人は役者でしょう。 どうしても一般的には役者のほうに目が向きがちですが、その芝居(建築)の良し悪しは脚本の出来栄えが大きなウエイトを占めると思います。 もちろん役者(職人)のレベルも高くないと困ります。 いくら脚本が良くても役者が大根じゃ芝居が目も当てられないことは、ドラマを見ててもよく分かりますものね。 |
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○小規模でも親身になって設計をしてくれる事務所をお探しの方 ○設計打ち合わせにじっくりと付き合ってくれる事務所をお探しの方 ○設計監理をきちんと厳しくしてくれる事務所をお探しの方 ○完成後も引き続き相談に乗ってくれる事務所をお探しの方 当事務所に一度ご連絡ください。 設計者との出会いはお見合いみたいなものです。 信頼しあえれば、協力し合っていい建築が作れます。 信頼していただく方のために、精一杯の力を注ぎます。 お問い合わせ、ご質問などございましたら 下記メールアドレスにお送りください。なお、大変申し訳ありませんが、迷惑メールが大量に来ますので 自動送信フォームは中止させていただきました。 |
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